はじめまして、島根と申します。島根県出身だから島根。
他の方と違って何のひねりもないニックネームです。でも、それでいいんです。
何のひねりもないということは、擦れたところのない、まっとうな人間だと思われている証拠ですから。

１．実は私、錦織圭の後輩なんです

幼少期、母と2人で暮らしていた私は、5歳でPCを覚えました。Windows2000の時代です。実在したんですよ、Windows2000。電話回線の時代のOSですから、動画がコマ送りで観られるという、骨董品的価値のあるOSです。〇〇ポルノを覚えたのもその頃です。PCは大人のオモチャという言う人もいますけど、私にとっては児童の頃からずっとオモチャです。

小1で母が再婚し、義理の父親と暮らし始めました。虐待とかされていたらもっと話は盛り上がるんですけど、そういうドラマティックな展開もなく、普通に良い父でした。スイミングに通ったり、柔道を習ったり、やりたいことはある程度やらせてもらえて、今思えば恵まれた子供時代を過ごしたんです。勉強もできた方なので、小6の1年間塾に通い、中学受験も。島根で中学受験するなんて、お坊ちゃん以外考えられない時代でした。

残念ながら第一志望は通らずに、滑り止めとして合格した開星中学に特待生として入学しました。部活は硬式テニス部です。毎年全国大会に進出する強豪校で、あの錦織圭の直系の後輩にあたるんです。

こんな話つまらないですよね。これじゃ社長からボツ！って言われちゃいそうなんで、思いきって言います。私、小学校時代はいじめにあっていました。女子から。

２．実は私、女という生きものが怖くて、嫌いなんです

学校に行くと下駄箱にあるはずの上履きが消えている。休み時間を終えて教室に戻るとノートが消えている。やっと見つかったノートを開くと一面に落書き。これが小3から小5までほぼ毎日続きました。男の子と違っていじめが陰湿だから発覚しない。私も誰にも言えないまま、毎週木曜日くらいになると我慢の限界がきて、貧乏ゆすりが止まらなくなる不安症に。これじゃ前向きな気持ちになれませんよね。この頃からだんだんと暗い性格になっていきました。

その時の体験は後の人生にも暗い影を落としました。思春期と言われる中高6年間で、実は好きな娘が1人もできなかったんです。周りの友達がオッパイがどうのスタイルがどうのと騒いでいても何の関心も持てなかった。「おまえらは女という生きものの本性を知らない！」、そう心が叫びたがっていました。だから私の女性選びは共通の価値観が持てるかという1点。見た目に騙されてはいけないのです。世間の人たちが清純派だと言ってもてはやしている広瀬すずや有村架純だって、本性はとんでもなく陰湿で、嫌らしい面を持っているはずですよ。

ちょっと待ってください。この話を読んでいる、そこのあなた！私のことを意気地なしの童貞野郎だと思っているでしょう。馬鹿にしないでください。中３の時、テニス部の夏合宿でしっかり童貞は卒業しています。男子3人対女子4人の団体戦 IN 合宿所。しっかりサービスエースを決めてやりました。どうでもいい話ですけど。

３．実は私、大学受験ドロップアウト組なんです

大学は2浪しました。1浪の時のセンター試験なんて、英語のマークシートの回答が一問ずつずれていて散々な目に。2浪目も国立の2次試験に失敗して、このまま浪人生でいても仕方ないなと思うようになったんです。別にやりたいことがあって大学に行くわけでもなく、「大卒」というステイタスが欲しいだけですもんね。ね、これを読んでいる大卒のあなたもそうだったでしょう。そんなもの、薄っぺらいですよ。

幼少期からPCに慣れ親しんできて、自分でプログラミングしたゲームで遊んでたりしていましたから、できることはITだろうなとは思っていました。それでIT関係100社くらいにエントリー。8社から連絡を頂き、その4社目にお会いしたのが当社代表の上原だったんです。「すぐに会おう！」と言ってくれたんですけど、東京までの旅費がない。すると上原が松江まで来ると言い出した。びっくりしましたよ、わざわざこんな田舎まで。正直感激しました。やっぱり男という生きものは信じられるなと思いました。でも今思えば、こんな海のものとも山のものともつかない若造に東京までの旅費を渡したら、そのままバックレる可能性が高いと考えたのだと思います。でもこんな私を採用するくらいですから、余裕のある会社なんだろうなと思えました。だって松江城址の団子茶屋にやってきた上原は、TシャツにGパン姿ですよ。ゆるい会社に決まっていますよね。

ところで散々女性の悪口を言ってきましたが、実はいま彼女がいます。中学時代にオンラインゲーム上で知り合ったんですが、それがずっと続いていて、少し前、東京でお会いしたのです。趣味が一緒で、自分と価値観が合うんです。付き合い始めて半年くらいかな。この話を読んでくださった方は、きっと私になんか一生恋人などできないと思ったはずです。ふふふ。