はじめまして、9月に入社したばかりのボードゲーマーです。僕はあまり本性を見せたくないんですよ。
まだ入社間もないですから、先輩方に弱味を握られたくないというのもあって。
ですから、本当に控えめにお話させていただきますね。
1.劣等感の塊だった少年時代でしたよ
静岡県沼津市に生まれ育った私は、3人兄弟の末っ子。7つ上の姉は社交的な明るい子、5つ上の兄はサッカー少年。一番下の僕だけが人見知りだったんです。というのも幼少期はひどいアトピーに悩まされまして、自分に劣等感があったんです。ですから、できるだけ他人と距離を置くようにしていたんだと思います。
そんな内気な僕を見て親は心配したのかもしれません。小学校のころはスイミングスクールに通わされたり、バレーボールを習わされたり、公文式にも通わされました。とにかくなんでもやらされたものばかりで、何一つ身につかなかったです。余計に劣等感が増幅しただけに終わったと思います。
地元の中学では成績上位だったものですから、沼津工業高等専門学校に進学しました。中学の頃からPCが好きで、当時からMacとWindowsの両刀使い。と同時に、父のものか兄のものか分からないVHSのエロビデオで性の目覚め。でもこちらの方は両刀使いではありません。
高専では制御情報工学科を選択。この頃からITエンジニアになりたいという夢がありました。と同時に、高専は女子が少ないということがとても助かりました。この頃もまだアトピーに悩まされていましたから、自分の容姿に自信が持てない。気楽に女子と話したりできませんでしたので、寮生活も楽しかったです。寮で出される、片栗粉の入れ過ぎで皿をひっくり返してもルーがこぼれないカレーに代表される、くそまずい飯以外は。
2.バカな上司に悩まされつづけましたよ
20歳で高専を卒業すると、静岡大学情報学部に編入しました。USDでは珍しい国立大学出なんです。しかも奈良先端科学技術大学院大学に進んでますので、学歴的にはUSDの先輩方には負けないんです。
院を出ると普通に就職しました。某総合商社の子会社で、いわゆる一次請けSIerです。3年目には親会社の商社の方へ出向し、ブロックチェーン技術の研究。正直いって出世コースに乗っていました。でもここで仕事がホトホト嫌になったんです。僕はブロックチェーン技術の研究を徹底的にやりたいと考えていたのですが、出向元の会社はそんなものに何の興味もない。当時の上司から「そんな海のものとも山のものとも分からん研究に付き合わされるために親会社に出向させたんじゃないんだ。もっとうちの儲けに直結する仕事を取ってこんかい!」とよく脅されました。頭の固い、というか頭の悪い先見性ゼロの上司の下で働かされると鬱になりますよね。僕も鬱になりかかりました。
それで研究を追求できる会社へ行こうと思い、某広告代理店の子会社へ転職。R&Dの部署へ入りました。でも仕事は社内の事務処理ばかり。申請書の雛型の作成とかイベントの運営とか。どこがR&Dなんだと。総務仕事ばかりじゃないかと。しかも本当にクソな独善的な身勝手野郎に振り回されたりしました。指示だしは下手くそなくせに、口は回るからやけに上から評価される奴なんです。口だけの奴っているんですよ。
3.上原さんは相当まともな人ですよ
1社目も2社目も、結局開発をやらせてもらなかったことに気づいたんですよね。ITエンジニアとしてキャリアを伸ばしていきたいのに、このままでは開発経験のないエンジニアになってしまうと。それで開発できる会社に行かねば!と、「ブロックチェーン 求人」でググったら、出てきたのがUSD。これまで在籍した大手と比べれば、とても僕が行くような会社ではないんですが、開発バリバリの会社で、年収的にも2社目の会社とさして変わらない。ここだ!と思いましたね。
上原さんの印象は、至極まっとうな人。これまでの上司たちに比べたら、人間的にできていますよ。上から目線で申し訳ないですが。何よりエンジニアのプライドを理解できている。USDは小さな組織ですから、出世のための社内政治をやるバカもいませんし、技術だけでまっとうな勝負ができる会社だと思います。
入社して数ヶ月ですが、USDの印象は技術に対して真摯に向き合うエンジニアが多いということですね。その分頑張り過ぎで、自分達の持っている技術力を低く見積もり過ぎているような気がします。それは上原さんの責任だと思いますよ。彼らの技術を安く売り過ぎている。ずっと大手にいたから分かります。やつら学歴だけは一丁前で、中身スッカスカですから。上から目線で申し訳ないですが。
僕は昔からボードゲームにはまっているんです。ルールの中で最適解を見つけ出す、論理的思考力を求められることが好きなんですね。だから物事を俯瞰して見つめる癖がついていて、USDについても俯瞰して見てしまうんですよ。上から目線で話しているように思われがちですが、癖なんで、悪気は一切ないんです。